Google Pay アプリが Google ウォレット に

世界中で、日々、何百万人もの人がスマートフォンやスマートウォッチをかざして店舗や公共交通機関で支払いをしています。そんな中、決済だけではなく、デジタル搭乗券やポイントカード、車のデジタルキーなど生活に必要なアイテムをデジタル化し、安全かつ簡単にアクセスしたいというニーズが高まっています。

スマートフォンやスマートウォッチを使うユーザーのライフスタイルの変化とそこから生まれる新たなニーズに対応するため、Google Pay アプリは Google ウォレット アプリへと生まれ変わります。Google ウォレット は、今後数週間をかけて順次公開されます。お使いいただけるようになった端末において、自動更新がオンになっている場合、Google Pay アプリは Google ウォレット へと自動的にアップデートされます。自動更新がオフの場合は、 Google Play ストア より Google Pay アプリを更新してください。

使い方は簡単です 

既存の電子マネーや交通系 IC カード (Suica / PASMO) 、 クレジットカード、そしてデビットカードを Google Pay に保存している場合は、Google ウォレット にも自動的に引き継がれます。保存されていない場合や、ウォレットに新しいカードを追加したい時は、Google ウォレット アプリのホーム画面右下の [ウォレットに追加] をタップして、必要な情報を入力するだけで、簡単に追加できます。

Google ウォレット は、日本航空 (JAL) をはじめ 対応する世界の航空会社のデジタル搭乗券を数回タップするだけで簡単に追加することができます。たとえば、航空会社のウェブサイトで航空券を購入すると、「 Google ウォレット に追加」というボタンが表示され、それをタップすると搭乗券のデジタル版がウォレットに表示されます。

大量のポイントカードなどお財布の中の整理が大変だと感じている人にも、Google ウォレット  はおすすめです。Gmail　の パーソナライズ設定で許可 されている場合、ポイントカードは自動的に Google ウォレット に取り込まれます。または、Google ウォレット アプリのホーム画面から [ウォレットに追加] ボタンをタップして、ポイントカードを手動で追加することもできます。

安全に自分で管理できる Google ウォレット

Google ウォレット は、ユーザーのプライバシーを守り、強固なセキュリティを搭載することを最も大切にしています。これには、業界標準のクレジットカードとデビットカードの暗号化も含まれています。Google ウォレット を使用すると、代替カード番号 ( トークン ) を使用して取引が行われます。この番号はデバイス固有であり、取引ごとに変化する動的なセキュリティ コードに関連付けられています。決済時に実際のクレジットカードまたはデビットカードの番号が店舗等に共有されることはありません。

また Google は、情報について透明性をもち、ご自身で管理できる設定を提供しています。Google ウォレット 内のデータの管理やプライバシーの設定は、Google ウォレット アプリまたは myactivity.google.com/product/wallet から更新することができます。

デバイスの紛失や盗難が発生した場合は、「 デバイスを探す 」機能を使用して、どこにいてもデバイスを即座にロックして、新しいパスワードで保護することができます。

より便利なウォレット体験のために。開発者へ API を提供

Google  ウォレット は、 必要な時に素早く、安全に、そして便利にお使いいただけるデジタル ウォレットとなることを目指しています。あらゆる Android の対応端末に Google ウォレット を展開できるように、またお支払いだけでなく生活に必需なサービス ( イベントチケット、証明書や、車のデジタルキーなど）をデジタル化できるよう、開発者の方へ ウォレット共通のプラットフォームや API を提供しています。Google ウォレット が提供する API に関しては、 開発者向けの Web サイト をご確認ください。

Google Pay の便利な機能はそのままに、より安全で使いやすいデザインへと新しくなった Google ウォレット。ぜひこの機会にお試しください。

_{※Google ウォレット は、Android 7.0 以降の端末でお使いいただけます。機種やバージョンなどにより、ご利用いただける機能が異なる場合があります。}