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導入事例

オノコム

Google Workspace とGoogle Apps Script を用いて、迅��かつ実効性の高い DX 推進を実現

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1934年創業。 デジタル技術や多様で柔軟なチーム力を強みに、お客様の理想の建物づくりをトータルに支援する建築プロデュース企業。住宅、店舗、オフィスビル、工場、公共施設などジャンルを問わず、企画から設計・施工、アフターメンテナンスまで建築に関わるあらゆる課題にワンストップで対応。愛知県豊橋市を本拠地に、国内8 拠点 海外拠点 (タイ、 フィリピン、ロンドン)を有し、グローバルにビジネスを展開している。 従業員数は 283 名(連結/2023年3月末現在)。

ご利用のサービス
Apps Script
スプレッドシート
ドライブ

Google Workspace とGoogle Apps Script を用いて、迅速かつ実効性の高い DX 推進を実現

導入効果

Google Workspace で社内業務の DX を劇的に加速

• 社内業務のほとんどを Google Workspace を用いて迅速かつ低コストにデジタル化

• 全社員に向けた新システム開発から運用までを、わずか 6 名の少数精鋭で実現

• Google ドライブを用い、海外オフィスおよび国内グループ会社とのデータ共有を効率化

「DX」のかけ声のもと、今、多くの企業が IT ソリューションを駆使した「働き方改革」を推進しています。愛知県豊橋市を本拠地に、国内だけでなくタイ、フィリピン、ロンドン等世界各地で建設業を展開する株式会社オノコム(以下、オノコム)もそうした DX 推進企業の一社です。同社の DX で特筆すべきは GAS(Google Apps Script)を用いることで、社内業務の効率化をほぼ Google Workspace だけで実現していること。その狙いと成果について伺いました。

Google Workspace と GAS で「なければつくる」を実践

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「まずはスプレッドシートや GAS で動くテスト版を作り、それをベースに打ち合わせをして、調整をかけて、本番運用としています。非常にスピーディかつ手軽にテスト版を作ることができるところが Google Workspace の素晴らしい点です。」株式会社オノコム CDO(Chief Digital Officer) 執行役員 杉浦 裕介 氏

コーポレートメッセージ「なければつくる」のもと、最先端テクノロジーを武器に建設業界の数々の常識を塗り替えてきたオノコム。2010 年に法人向けコラボレーション ツール Google Apps Premier Edition(現・Google Workspace)を導入するなど、他社に一歩先んじた IT 活用を推進してきました。2011 年に入社し、以降、執行役員兼 CDO(Chief Digital Officer)として、この取り組みの中心的役割を担ってきた杉浦 裕介氏は、今では社内業務のほとんどを Google Workspace を用いてデジタル化できていると胸を張ります。

「勤怠管理、社内外コミュニケーション、文書作成、各種申請など、社内で行うほとんどのことを Google Workspace で実現しています。たとえば、オノコムでは 3D CAD データの制作をフィリピンオフィスで行っているのですが、膨大なサイズのデータのやり取りには大容量データを手軽に扱える Google ドライブ が欠かせません。もちろん海外だけでなく、国内のグループ会社とのファイル共有にもフル活用しています。さらに、Google Workspace の各サービス単独では実現できない複雑な処理については、自動化、統合、拡張を実現するローコード プラットフォーム GAS で構築しています。例えば、勤怠管理は各社員が スマートフォンから Google カレンダーにその日の業務内容や時間を入力すると、夜中にバッチで集計。次の日にはそれらを部署別、現場別に分別して出力したり、残業が多い日は上長に通知されるという仕組みを作りました。他にも、Google ドライブ の共有フォルダを監視して図面データが更新されたら担当する社員に通知が行く仕組みなどを作って運用しています。こうした仕組みを驚くほど簡単に実現できるのが GAS の良いところです。体感的にはオンプレミスでゼロから作成する場合の 10 分の 1 程度の手間で済むというイメージです。実際、会議中に出たアイデアを、その会議中にかたちにしてしまうことも多いんですよ。」(杉浦氏)

グループ全体に活用の輪を拡げ、さらに合理化を追求していく

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「勤怠管理、社内外コミュニケーション、文書作成、各種申請など、社内で行うほとんどのことを Google Workspace で実現しています。」株式会社オノコム CDO(Chief Digital Officer) 執行役員 杉浦 裕介 氏

このような使いこなしについて、オノコムの Google Workspace 導入をサポートする株式会社電算システム(以下、電算システム)アドバンスドサービス事業部 第一営業課 課長の橋本 貴史氏は、「まさに『なければつくる』を地でいっている」という。

事実、杉浦氏の率いるチームはわずか 6 名という少数精鋭にも関わらず、Google Workspace と GAS を駆使することで、さまざまな新システムを迅速にローコストで開発しつつ、無理なく業務を回していけているとのことです。

「もちろん何もかもを GAS でまかなえるわけではないのですが、Google Workspace の守備範囲が広く、GAS でできることも日々拡張されていっているため、まずは GAS でなんとかできないか考えるようになっています。効率化できそうなことや課題を見つけた際は、まずはスプレッドシートやGASで動くテスト版を作り、それをベースに打ち合わせをして、調整をかけて、本番運用としています。非常にスピーディかつ手軽にテスト版を作ることができるところが Google Workspace の素晴らしい点です。」(杉浦氏)

「オノコムさんの使いこなしからは、まずは作ってみて、上手く行かなかったら別のやり方を試してみようというフットワークの軽さを強く感じています。さまざまなお客さまの取り組みを見てきた我々からしても学ばされることがとても多いんですよ。」(橋本氏)

そんなオノコムの今後の取り組みについて杉浦氏は「Google Workspace 上でさらなる効率化を進めていきたいですね。グループ企業もすべて Google Workspace を契約しました。Google Workspace は守備範囲がものすごく広く、過去10年間でかなり普及、カスタムしてきましたが、合理化の要望はまだまだたくさんあるので改善、改良の日々が続くと思います」と話しています。

※ Google Workspace は、2020年10月6日以前は G Suite として知られていました。

導入パートナー(Google Workspace 正規販売パートナー)

株式会社電算システム