scrollbar-width
scrollbar-width
プロパティは、要素のスクロールバーが表示される時の最大の太さを設定することができます。
構文
css
/* キーワード値 */
scrollbar-width: auto;
scrollbar-width: thin;
scrollbar-width: none;
/* グローバル値 */
scrollbar-width: inherit;
scrollbar-width: initial;
scrollbar-width: revert;
scrollbar-width: revert-layer;
scrollbar-width: unset;
値
<scrollbar-width>
-
スクロールバーの幅を、長さまたはキーワードのどちらかで定義します。キーワードが使用する場合は、以下の値のうちの一つでなければなりません。
auto
プラットフォーム既定のスクロールバーの幅です。 thin
プラットフォームが提供している細いスクロールバー、またはプラットフォーム既定のスクロールバーの幅よりも細いスクロールバーです。 none
スクロールバーが表示されませんが、要素はスクロール可能です。 メモ: ユーザーエージェントは、ビュー��ートのルート要素に何らかの
scrollbar-width
の値を設定する必要があります。
アクセシビリティ
このプロパティは注意して使用してください。 — scrollbar-width
を thin
または none
に設定すると、作者が別なスクロールの仕組みを提供していない限り、スクロールすることが困難または不可能になります。そのようなコンテンツはスワイプのジェスチャーやマウスホイールでスクロールできるものの、端末によっては代替スクロール手段がないことがあります。
WCAG 基準 2.1.1 (キーボード) は、長らく基本的なキーボードのアクセシビリティを勧告してきており、これはコンテンツ領域のスクロールも含みます。また、 WCAG 2.1 で導入された基準 2.5.5 (対象の寸法) では、タッチ対象の幅と高さを 44px 以上にすることを推奨しています (ただし、この問題は高解像度の画面ではさらに複雑になるため、十分なテストが必要です)。
公式定義
初期値 | auto |
---|---|
適用対象 | スクロールするボックス |
継承 | なし |
計算値 | 指定通り |
アニメーションの種類 | 計算値の型による |
形式文法
例
あふれた際のスクロールバーの大きさを調整
CSS
css
.scroller {
width: 300px;
height: 100px;
overflow-y: scroll;
scrollbar-width: thin;
}
HTML
html
<div class="scroller">
Veggies es bonus vobis, proinde vos postulo essum magis kohlrabi welsh onion
daikon amaranth tatsoi tomatillo melon azuki bean garlic. Gumbo beet greens
corn soko endive gumbo gourd. Parsley shallot courgette tatsoi pea sprouts
fava bean collard greens dandelion okra wakame tomato. Dandelion cucumber
earthnut pea peanut soko zucchini.
</div>
結果
仕様書
Specification |
---|
CSS Scrollbars Styling Module Level 1 # scrollbar-width |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser