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NGTS-1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NGTS-1
NGTS-1
星座 はと座
見かけの等級 (mv) 15.524±0.083
分類 恒星
赤色矮星
位置
元期:J2000[1]
赤経 (RA, α)  05h 30m 51.4522866697s[1]
赤緯 (Dec, δ) −36° 37′ 50.896558281″[1]
固有運動 (μ) 赤経: -31.902 ミリ秒/[1]
赤緯: -41.025 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 4.5558 ± 0.0216ミリ秒[1]
(誤差0.5%)
距離 716 ± 3 光年[注 1]
(220 ± 1 パーセク[注 1]
軌道要素と性質
惑星の数 1
物理的性質
半径 0.573±0.077 R[2]
質量 0.617+0.023
−0.062
M[2]
表面重力 4.71±0.23 cgs
スペクトル分類 M05[2]
表面温度 3916+71
−63
K[2]
他のカタログでの名称
UCAC2 16099071[1]
DENIS J053051.4-363750[1]
2MASS J05305145-3637508[1]
TIC 192826603[1]
UCAC3 107-15281[1]
UCAC4 267-006604[1]
USNO-B1.0 0533-00066386[1]
Gaia DR2 4821739369794767744[1]
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NGTS-1は、はと座の方向にある小さな赤色矮星である。見かけの等級は15.52で、非常に暗く、305ミリメートルの望遠鏡が必要となる。2017年に発見された木星と同じくらいの大きさの太陽系外惑星が少なくとも1つあることが知られている。NGTS-1は初期のM型の赤色矮星に分類されている。NGTS-1の質量太陽の61.7%で、半径は57.3%である。温度の低い矮星であるため、有効温度は3916ケルビンで、オレンジ色をしている[3]

大きさの比較
太陽 NGTS-1
太陽 Exoplanet

惑星系

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赤色矮星であるNGTS-1には、1つのホット・ジュピターが発見されているが、これは通常では不可能のような惑星とされている[4]。NGTS-1は、M型赤色矮星の惑星でトランジットを起こす惑星の中では最も巨大な惑星とされている[3]

NGTS-1とNGTS-1bの想像図
NGTS-1の惑星[2]
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 軌道傾斜角 半径
b 0.812+0.066
−0.025
 MJ
0.0326±0.0047 2.647298±0.0002 0.016+0.023
−0.012
82.8±2.3° 1.33+0.61
−0.33
 RJ

脚注

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注釈

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  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n NGTS-1”. Simbad. 2021年3月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e Planet NGTS-1 b”. 太陽系外惑星エンサイクロペディア (2017年10月31日). 2021年3月16日閲覧。
  3. ^ a b Bayliss, Daniel; Gillen, Edward; Eigmuller, Philipp; McCormac, James; Alexander, Richard D.; Armstrong, David J.; Booth, Rachel S.; Bouchy, Francois et al. (2018-04-21). “NGTS-1b: A hot Jupiter transiting an M-dwarf”. Monthly Notices of the Royal Astronomical Society 475 (4): 4467–4475. arXiv:1710.11099. doi:10.1093/mnras/stx2778. ISSN 0035-8711. https://arxiv.org/abs/1710.11099. 
  4. ^ NGTS-1b – Scientists Find a Baffling New Monster Planet” (英語). Facts Legend (2017年11月6日). 2021年2月18日閲覧。

関連項目 

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